タイでは政治情勢が不安定か、軍主導で安定化してほしい

政治的な流動状態の続いているタイで、7月31日、タイ軍事政権・国家平和秩序評議会(NCPO)は暫定憲法における立法機関となる国民立法議会の議員200人を選定し、プミポン国王から承認を得ました。

200人のうちの105人が現役あるいは退役した軍人で、民政移管までの体制を軍が主導する形が鮮明となりました。首相にはプラユット氏が選ばれることが有力となっており、主要な閣僚にも軍人が任命される見通しとなっています。

暫定憲法は7月22日に発効、タイ国民の代表となる民間、公共各界の知識・経験の豊富な人材から立法議会の議員を選ぶとしていますが、現実には軍人が中心となりました。

これまでのタイの歴史からしても、軍の主導体制が明確になった今回の動きは、かなり特殊との見方が多くなっています。強力な指導力を正しく使いながら、タイ社会を望ましい方向に導いてほしいものです。