タイの産業界に光?8月のGDPはプラスに

タイの産業界にとって明るい兆しが見えてきたのでしょうか。8月に発表された情報によりますと、タイでは軍事クーデターによる政治混乱がおさまった影響で、第2四半期のGDPは前期比0.9%となり、第1四半期の1.9%減少からプラスに転じたことが判明しました。

2014年初頭から政治混乱が続いていたものの、ここにきてようやく安定の兆しが見えてきたのだと思います。ただし今後もマイナスに転じる懸念材料が残っているため、楽観視はできない状況です。

タイの経済を持続可能なものへとするには、もう少し時間がかかると思います。広範囲に及んで景気回復の材料となるものがなく、また政治で混乱が続けばマイナスへと転じる可能性も残されています。

家計支出は増加しましたが、家計の債務が高水準で今後の大幅な回復が見込めないとの見方もあります。特に自動車が前年比30%減となった影響が大きくなっています。タイの産業界はまだ綱渡り状態で、GDPの1割を占める観光業など幅広い分野での回復が必要のようです。

日系企業はこれをどう見るか

このような政治状況で確かにタイへ渡航するビジネスマンもタイで産業を営む日系企業にも影響がありましたが、それでも根強くタイで働きたい、事業を継続したいという声が多い様子です。
thaikyuujin201407

これは検索エンジンのトレンドを表したグラフを抽出したものです。月ごとに上下はありますが2014年の状況を見ても前年に引き続き需要があることを表しています。日本人的にはあまりこの問題を大きく捉えていないのかもしれませんね。