タイ各地で女性死亡事件が相次ぐ

タイの12月のニュースの中で少し気になるものとして、各地で女性が殺害される事件が多発している点が挙げられます。たとえば22日朝タイ東北部のナコンラチャシマ市の自動車販売店で24歳の従業員女性が自動車整備工の44歳の男性に拳銃で殺害される事件が起こりました。

2人は交際していて、男性が女性に対して復縁を迫ったものの無視されたために、発砲しました。この女性を自動車に入れて男性は車で逃走、銃口を口の中に入れて発砲して重体となりました。無理心中を図ったものとみられています。女性が銃撃される様子は店の防犯カメラが記録していて、タイではテレビ局で放映されました。

また同じ日の正午には、タイ中部のアユタヤ県のPTTという国営石油会社の研究開発センターという経済関連の施設で、25歳のタイ人職員の女性が、24歳の男性に拳銃で撃たれ死亡しました。こちらも発砲した男性が自分の頭部をその後撃ち重体に陥っています。警察の調べによると、男性は仕事でこの女性と知り合い、交際を求めていたといいます。旅行に女性を誘ったところ断られてしまい、いきなり発砲したといいます。

さらに18日午後タイ南部のプーケット島のホテルの客室で、別のホテルに勤務している29歳のタイ人女性が首を絞められたため死亡しているのが発見されました。彼女と交際していた、タイ南部のトラン県の男性村議が自分の服で首をつり死亡しているのが後日発見されました。この村議と女性は不倫関係にあって、女性が最近別の男性と交際を始めたので別れ話になり、村議が絞殺した後自殺したとみられています。村議の書いた母親あての遺書も発見されています。

同じ日には、タイ東部のチョンブリ県シラチャーという所で、37歳のバイク修理店を営んでいる男性が、店の浴室で自分の体にガソリンをかけ火をつけ、焼身自殺しようとして通報される事件が起きています。ボランティアの救急団体の職員らが急行して消火器で消火したので男性には大きなけがには至りませんでした。自分の母親を妻が追い出したことで気分が塞ぎ、焼身自殺を図ったとみて捜査が行われています。

日本でもストーカー行為がエスカレートしてしまって、最悪の結果につながってしまう事例は数多く紹介されています。特に最初の2つの事件は、ストーカー事件といえます。非力な女性が犠牲になってしまう結果が多いので、政治家などが中心となってより規制を強めていくべきと私などは考えています。