タイで開催されたベンチャー企業のPRイベント

今年の8月、日本とタイの企業が両国間で自社の事業をアピールするイベントが開かれました。タイと日本を拠点するベンチャー企業が集まり、両国の大手企業に事業内容をPRするという内容です。

オンライン決済サービスをはじめとするベンチャー8社が参加し、タイは国を挙げてベンチャー育成に力を入れていることが分かりました。資金援助も積極化しており、ベンチャービジネスの活性化が期待できます。イベントに出席したタイ科学技術相のピチェート氏は「スタートアップの創造力がタイの新しい経済成長の原動力だ。日タイ企業は双方の得意分野を補完しより成長してほしい」と述べ、今後の成長を見越していることがわかりました。

また、大企業側からもタイ住友商事社長の幸田昌之氏は「有望なサービスや顧客網を有するスタートアップとの事業拡大の機会が見込める」と期待を込めた。今や多くの企業がグローバル化していく中、ベンチャー企業もグローバル化を図り、成長し経済的効果を与えることが期待されています。両国の経済成長において、非常にプラスなイベントとなったと思われます。

両国間にプラスの影響を与えるニュースとして注目されたのが、8月25日ヤマトグループが来年にタイ宅配に参入することを発表したというニュースです。タイの素材最大手サイアム・セメント・グループとの合弁会社を立ち上げ、2社の実績と技術の融合によりタイ全国での小口配送ネットワークの構築を目指します。サイアム・セメント・グループは資材や梱包材などでタイ国内の事業者向けの流通網に富み、株式時価総額においてタイ上場企業のトップ5に入る有力企業です。「クロネコヤマトの宅急便」のノウハウを合わせることで、スムーズな事業展開ができると見込んでいます。このように、日本とタイの産業は、互いのいいところを活かし協力し合っています。企業間の競争が激化していく一方で、再度様々な企業との連携を図ることが重要だと思われます。